今日のピックアップNYT記事:”The Morning” Newsletter, June 17, 2023
俺的記事まとめ
かなり昔の話。近所の靴屋の店主から、頼んでいた靴の修理ができたので受け取りに来てください、というメッセージが留守電に入っていた。いつも無愛想な店主の、無愛想な伝言だったのだが、最後は決まり文句の Have a good day (良い一日をお過ごしください)ではなく、Enjoy your time で締めくくられていた。
Enjoy your time (あなたの時間を楽しんでください)とはどういう意味?なぜか、少し不気味に感じてしまった。自分にあまり「時間」が残されていないとでも?特に深い意味はなく、単なる挨拶だったのだろうけど、なぜかこの言葉が頭から離れなくなった。
Enjoy your day ならば、「今日」に限定されるし、Enjoy your life では、もう2度とお前には会わないけどお達者で、の意味になってしまう。一方、Enjoy your time というフレーズには、もっと大きな広がりを感じる。以来、”Enjoy your time” は、「今ある時間を大切に楽しむべし」と解釈、私にとって座右の銘的なフレーズとなった
今年の夏は、どんな時間を楽しもうか?「この夏のテーマ」を読者に聞いてみた。いくつか紹介しよう。
「金曜日はアイスの夏」:毎週金曜日に、子どもと一緒に新しいアイスクリームショップを開拓します。
「プルーストの夏」:かの大作、「失われた時を求めて」を読破する予定。
「パイプカットの夏」:30代40代の友人や親戚らが、ここ1年くらいで立て続けにパイプカットをしたが、誰もそのことについて語らない。今年の夏は、「そのこと」について、ごく普通に話せるようになりたい。妊娠の心配をしなくてもよい喜びを語ろうじゃないの?
「テイラー・スウィフト “Eras Tour” のインスタを見ない夏」:ツアーがサプライズになるように!
「自給自足の夏」:自分の手で食糧を育て、クリーンな食生活を目指す。
「バービーの夏!」:ホットピンクがハイファッションとして流行するのを30年間待ち続けていました。
「アパラチアトレイルを踏破する夏」:今年の4月、仕事をやめて全長3500kmのトレイルをハイキングする旅に出発したので。
「ボーっと生きない夏」:今まで、あまりにも長い間、ボーッと生きてきた。今年の夏こそは、自分で人生の舵を取り、自分という存在ともっと積極的に関わりたい。
「エルビス・プレスリーのように太る夏」
俺的コメント
6月末に終業式や卒業式が終わり、7月にはいると日中街中で子供の姿を見るようになって「夏になった」と実感します。NYT読者の「夏のテーマ」で笑うのはやっぱり「パイプカットの夏」ですかね?何も鼻息荒く宣言しなくても(笑)テイラー・スフィフトに関しては、ツアーがカナダに来ないっていうんで、ファンにとっては慟哭の夏、トルドー首相がツイッターでテイラー・スフィフト、カナダに来て~!と懇願する夏。アパラチアトレイルをハイキングする夏っていうやつ、良いねえ。俺もオンタリオ州の山中を歩く夏を考慮したが、こちらは「未曾有の山火事の夏」なので無理だな。平凡に「健康診断の夏」かなあ。コロナで3年間健康診断に行ってませんでしたので。俺のようなお年頃が「今ある時間を楽しむ」には、健康にも気をつけねばなりません。一方、「エルビスのように太る夏」にも頽廃的なロマンを感じるな。アイス食べ放題、ビール飲み放題の夏…嗚呼。
